もし今、災害が起きたら?愛犬を守るために考えておきたい「犬の防災」と日頃の備え
2026年7月28日、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、熊本県では最大震度6弱を観測しました。
災害は、いつ、どこで起こるか分かりません。
こうした災害をきっかけに、「もし今、自分の住んでいる地域で災害が起きたら?」と考えさせられます。
被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
「もし今、大きな地震が起きたら?」
大きな地震が起きたとき、自分や家族の安全だけでなく、一緒に暮らす愛犬をどう守るかまで考えているでしょうか。災害が起きてから慌てて準備するのではなく、普段から「そのときどうするか」を考えておくことが大切です。
この記事では、「もし今日、大きな災害が起きたら?」という場面をシミュレーションしながら、愛犬のために日頃からできる防災対策を考えていきます。
もし自宅にいるとき、大きな地震が起きたら?
突然、大きな揺れが起こりました。
まず最優先するのは、飼い主自身と家族の安全です。
揺れが収まったら、愛犬の様子を確認します。
家具が倒れていないか。
ガラスが割れていないか。
愛犬が危険な場所に入り込んでいないか。
災害時は、犬も驚いて普段とは違う行動をする可能性があります。
そのため、普段から愛犬が過ごす場所の周辺には、倒れやすい家具や危険な物を置かないことも防災の一つです。
「避難しなければ」となったら?
自宅に留まることが危険な場合は、避難が必要になります。
ここで知っておきたいのが**「同行避難」**です。
同行避難とは、災害が起きたときに飼い主がペットと一緒に避難することをいいます。
ただし、同行避難=避難所で人とペットが同じ場所で生活できる
という意味ではありません。
ペットの受け入れ方法や飼養場所は自治体や避難所によって異なります。
だからこそ、災害が起きる前に、
「近くの避難所はペットを受け入れている?」
「犬はどこで過ごすことになる?」
「そこまでどうやって移動する?」
を確認しておくことが大切です。
いざ避難するとき、愛犬を連れて行ける?

避難することになったとき、すぐに使えるようにしておきたいのが、
- 首輪・リード
- キャリーケースやケージ
- ペット用の防災用品
です。
特に重要なのが、普段からキャリーケースやケージに慣らしておくこと。
災害が起きてから初めて入れるのでは、犬に大きなストレスがかかる可能性があります。
普段から「ここに入ると安心」と思える場所にしておくと、いざというときにも使いやすくなります。
避難先で「足りない!」とならないために
避難所に行けば、愛犬に必要なものがすべて用意されているとは限りません。
そこで準備しておきたいのが、ペット用の備蓄品です。
例えば、
- ドッグフード
- 飲み水
- 常備薬
- リード・首輪
- キャリーケース・ケージ
- ペットシーツ
- 排泄物を処理する袋
- タオル
- 愛犬の写真
- 迷子札などの身元表示用品
など。
環境省も、災害に備えてペット用の避難用品や備蓄品を準備しておくことを勧めています。
特にフードや水など、普段から使うものは「特別な防災用品」としてではなく、日常的に少し余裕を持って備蓄するという考え方もできます。
ちなみに…、私は、↑↑↑この方法をとっています
愛犬が迷子になることも想定しておく
災害時には、犬が驚いて逃げてしまう可能性もあります。
普段は大人しい犬でも、突然の大きな音や環境の変化でパニックになることがあります。
そのため、
- 首輪が外れやすくなっていないか
- 迷子札の情報が最新か
- マイクロチップの登録情報に変更がないか
- 愛犬の写真をスマートフォンに保存しているか
なども確認しておきましょう。
「うちの犬は逃げない」と思うのではなく、逃げてしまった場合にも備えることが大切です。
では、今日から何をすればいい?
防災は、一度にすべて揃える必要はありません。
まずは次の5つを確認してみましょう。
愛犬の防災チェック
□ 自宅周辺の避難所を確認した
□ ペットの受け入れ方法を確認した
□ キャリーやケージに慣れている
□ フード・水・トイレ用品を備えている
□ 首輪・迷子札などの情報を確認した
そして、できれば家族でも話し合ってみてください。
「災害が起きたら誰が犬を連れていく?」
「家族が別々の場所にいたらどうする?」
「避難所までどのルートを使う?」
ここまで決めておけば、いざというときの行動を考えやすくなります。
防災用品を一から揃えるのが大変なら
「必要なものは分かったけれど、一つずつ揃えるのは大変」
という場合は、ペット用の防災セットを利用する方法もあります。
ただし、防災セットは「買えば準備完了」ではありません。
愛犬の年齢や体格、普段食べているフード、薬の有無などによって必要なものは変わります。
市販のセットをベースにして、自分の愛犬に必要なものを追加するという使い方も考えられます。
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「もし今日、災害が起きたら?」を一度考えてみよう
災害対策というと、防災グッズを買うことを思い浮かべるかもしれません。
でも、本当に大切なのはそれだけではありません。
どこへ避難するのか。
どうやって愛犬を連れていくのか。
避難先で何が必要になるのか。
これを事前に考えておくことも、大切な防災対策です。
災害は、明日起こるかもしれません。
だからこそ、「いつか準備しよう」ではなく、今日できることを一つだけでも始めてみませんか?
愛犬と一緒に災害を乗り越えるための備えは、普段の暮らしの中から始められます。
<参考情報>
この記事では、環境省が公開している以下の資料を参考にしています。
※避難所におけるペットの受け入れ方法やルールは自治体・避難所によって異なります。実際に避難する場合は、お住まいの自治体から最新の情報をご確認ください。
